子どもに「お腹が痛い」と言われると心配になりますよね。
でも実は、一口に腹痛といっても、お子さんが指さす場所はさまざまです。
みぞおちのあたりなのか、おへその周りなのか、それとも下腹部なのか。
もちろん、痛む場所だけで原因が分かるわけではありません。
ですが、「どこが痛いの?」と聞いてみることは、お子さんの体調を知るヒントになります。
今回は、つくば市の鍼灸師ママが、お腹が痛む場所ごとに、ご家庭で試しやすいツボをご紹介します!
みぞおち付近が痛いとき
みぞおちのあたりが痛む、詰まるような感じがあるときは、食べ過ぎや胃の疲れ、緊張などが関係していることがあります。
そんなときに使われることがあるのが、「 内関」というツボ。
内関は手首の内側にあります。
手首のしわから指3本分ひじ側に上がったあたりを、気持ちよい強さでなでたり押したりしてみましょう。

おへその周りが痛いとき
子どもが腹痛を訴えるとき、おへその周りを指すことは少なくありません。
疲れがたまっていたり、お通じの影響があったりするときにも気になる場所です。
そんなときによく使われるのが「 足三里」です。
膝のお皿の下から少し外側にあるツボで、昔から胃腸の働きを整える目的で用いられてきました。
筋肉があるので押すと気持ち良いことが多いですが、優しくさすってあげるのもおすすめです。

下腹部が痛いとき
下腹部が気になる場合は、便秘気味だったり、お腹が冷えていたりすることもあります。
「 三陰交」というツボがよく知られています。
内くるぶしの一番高いところから指4本分ほど上にあるツボです。
強く押す必要はありません。気持ちよい程度に触れたり、温めたりするだけでも十分です。

- 強い痛みが続く
- 発熱や嘔吐がある
- 顔色が悪い
- 水分が取れない
- 痛みで動けない
といった場合は、医療機関への相談を優先してくださいね。
ツボよりも大切なこと
実は、ツボそのものよりも大切なのは、お子さんの様子を観察することだと、えりーでは考えています。
- 朝だけ痛いのか?
- 学校の日に多いのか?
- 食後に痛くなるのか?
- お通じの後に楽になるのか?
などなどの情報は、その子の体の状態を考える大切な手がかりになります。
お腹の痛みは、食事や生活リズムが関係することもあれば、緊張やストレスが影響していることもあります。
「お腹が痛い」と言われたら、ツボを試しながら、どんな時に痛くなるのかも少し観察してみてくださいね。
当院のブログでは、子どもの腹痛について他にもご紹介していますので、よろしければあわせてご覧ください。

