「夜泣きが続いていて、親の方がヘトヘトです…」
小児はりのご相談で、よく聞くお悩みの一つが夜泣きです。
もちろん、夜泣きにはさまざまな理由があり、「これが原因です」とひとつに決められるものではありません。
ただ、これまで夜泣きのご相談を受けてきた中で、共通して見られることがあります。
今回は、つくば市のママ鍼灸師が夜泣きの相談で赤ちゃんに多い特徴を5つご紹介します。
① お腹が張っていることが多い
夜泣きがひどいという赤ちゃんのお腹を触らせてもらうと、 少し張りが強かったり、ガスがたまっていたりすることがあります。
便秘をしている子だけでなく、毎日排便があってもお腹が張っている場合があります。
お腹が苦しいと、大人でも寝つきが悪くなったり途中で目が覚めたりすることがありますよね。
また、ここで言う「お腹の張り」は便秘やガスだけが原因とは限りません。
赤ちゃんによっては、 体全体に力が入りやすく、うまくリラックスできていないことで、お腹の表面が硬く感じられることがあります。
夜泣きの原因がすべてお腹にあるわけではありませんが、お腹の状態は確認したいポイントのひとつです。
② 昼間も機嫌が不安定なことがある
夜だけでなく、
- 抱っこしても泣きやまない
- 夕方になるとぐずる
- 少しのことで泣いてしまう
といった様子が見られることもあります。
赤ちゃんは言葉で疲れや不快感を伝えられません。
そのため、昼間のご機嫌も体調を知る大切な手がかりになります。
③ 体が反りやすい
抱っこをしたときに体を反らせたり、寝かせると背中を突っ張るような様子が見られることがあります。
赤ちゃんの反り返りは成長過程で見られることもあり、必ずしも問題があるわけではありません。
ただ、体に力が入りやすい状態が続いている子もいます。
赤ちゃんは、お腹の中にいた頃のように、手足を軽く曲げた丸い姿勢の方が安心しやすいと言われています。
そのため、 体が反りやすく緊張が強い状態では、うまく力を抜いて休めない子もいるのではないかと私は感じています。
私自身、夜泣きのご相談を受ける赤ちゃんの中に、体が反りやすかったり力が入りやすかったりする様子を見かけることがあります。
小児はりでは、こうした体の緊張にも注目しています。
こんな記事も書いていますのでよかったら参考にしてみてくださいね↓(画像をクリック!)
④寝るのがあまり得意でない
夜泣きのある赤ちゃんの中には、
- 抱っこでしか寝ない
- 寝つくまでに時間がかかる
- お昼寝が短い
という特徴を持つ子もいます。
夜だけでなく、睡眠全体を見ていくことが大切です。
保護者の方のお話を聞いていると、「夜泣き」が困りごとの中心に見えても、実は 昼間の過ごし方、睡眠リズムが関係していることもあります。
⑤夜泣きで悩む保護者の方
これは、赤ちゃんの特徴ではありませんが…
夜泣きの相談に来られるご家庭では、保護者の方が本当に頑張っておられます。
眠るまでずっと抱っこしたり、寝かしつけを工夫したり、ネットで調べたり、
「もっと何かできることはないかな」と考えながら毎日を過ごしておられます。
でも、赤ちゃんは「親の対応が悪いから夜泣きする」ということはありません。
まずは保護者の方自身が少しでも体と心を休める方法を考えることも大切だと思います。
東洋医学の世界には、 「母子同服」という考え方があります。
子どもに困りごとが出ている場合、子どもだけをケアするのではなく、親のケアも同時にすることが、とても大切だと言われているんです。
当院でも、特に赤ちゃんや小さなお子さんのご相談の場合は、お子さん自身のお話だけでなく、お母さんやお父さんの体調や睡眠についてうかがっています。
保護者の方の疲れが強い場合は、まず親御さん自身のケアが必要なこともよくあります。
最後に
夜泣きには、成長発達、睡眠リズム、お腹の状態、生活環境、その子の個性など、さまざまな要素が関わると考えられています。
「これをしたら必ず改善する!」というものでもありません。
当院でも、夜泣きだけを見るのではなく、お腹の状態や日中の様子、睡眠のリズムなどを含めてお話をうかがって、夜泣きを楽にするためにできることを一緒に考えていきます。
夜泣きが続いてつらい時は、一人で抱え込まずにご相談くださいね。
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