子どもの頭痛、痛む場所で違いはある? 東洋医学から見る頭痛とツボ

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「頭が痛い」と子どもが言うと心配になりますね。

一言に頭痛といっても、痛む場所や痛さはさまざま。
頭痛の原因は一つではなく、場所だけで原因が分かるわけではありません。

東洋医学では、痛む場所によっても原因や対処法は違うと考えます。
今回は、つくば市の鍼灸師が、頭痛の場所ごとの特徴と、ご家庭で試しやすいツボをご紹介します。

前頭部が痛い時

東洋医学では、頭の前の方が痛むのは、経絡の流れから「 胃や (消化機能)の働き」との関係を考えることがあります。
疲れや食生活の乱れなどが影響することもあるとされています。

こんな様子はありませんか?

  • 食欲にムラがある、食が細め
  • 疲れるとお腹の調子を崩しやすい
  • 朝から元気が出にくい

おすすめツボ

足三里あしさんり

膝のお皿の少し下、外側にあります。
胃腸の調子を整えたい時によく使われるツボです。

足三里

側頭部(こめかみ)が痛いとき

東洋医学では、こめかみや頭の横の方が痛いときは、経絡的に、「 かんたんとの関係」を考えることがあります。
「肝」は、 目や筋肉の働き、精神的なストレスと深く関わると考えられています。
そのため、目の疲れや首肩の緊張が続くと、頭痛として現れることがあると考えます。
緊張しやすい子や、頑張り屋さんの子に見られることもよくあります。

こんな様子はありませんか?

  • 緊張しやすい
  • 頑張りやさん
  • イライラを我慢しがち

おすすめツボ

太衝たいしょう

足の親指と人差し指の骨の間にあります。
気持ちが張りつめている時にもよく使われます。

太衝

後頭部が痛い時

頭の後ろが痛いのは、 首肩の筋肉のこわばりや、 風邪のひき始めなどとの関係を考えることがあります。

こんな様子はありませんか?

  • 首肩が硬い
  • 姿勢が崩れやすい
  • ゲームやタブレットの時間が長い

おすすめツボ

風池ふうち

首の後ろのくぼみにあります。

首肩が緊張している時によく使われるツボです。

風池ツボ

頭全体が締め付けられるように痛い時

頭がぎゅーっと締め付けられるように痛いのは、東洋医学では、 気血の巡りの停滞や、 疲労との関係を考えることがあります。

こんな様子はありませんか?

  • 忙しい日が続いた
  • 睡眠不足
  • 緊張する、気を張ることが多かった

おすすめツボ

百会ひゃくえ

頭のてっぺんにあります。ピッタリと頂点でなく、その辺りで軽く押すと気持ちいいところを触ってください。
リラックスしたいとき、ゆっくり眠りたいときなどにも使われるツボです。

百会

ツボ押しのポイント

子どもへのツボ刺激は、強く押す必要はありません。

気持ちいいと感じる程度に優しく触れたり、さすったりするだけでも十分です。

無理に続けず、お子さんが嫌がる場合はやめましょう。

こんな頭痛は医療機関へ

  • 強い頭痛
  • 繰り返す嘔吐
  • 意識がおかしい
  • 急に悪化した頭痛
  • 最近、頭をぶつけた

などの場合は、医療機関へ相談してください。

最後に

頭痛の場所だけで原因が分かるわけではありませんが、東洋医学では、痛む場所も体からのサインの一つとして考えます。

お子さんの様子を観察しながら、優しいスキンシップとしてツボに触れてみるのもよいかなと思います。

頭痛が頻繁に続く場合や、日常生活に支障が出ている場合は、ツボだけで様子を見ず、医療機関への相談も必要ですが、
「病院では異常がないと言われたけれど頭痛が続いている」
「緊張しやすく、頭痛やお腹の不調を繰り返している」
といったお子さんの場合は、体全体の緊張や生活リズムを見直していくことも大切です。

当院では、子どものための鍼灸施術「小児はり」を通して、お子さんの体調や生活の様子を伺いながらサポートを行っています。
気になる症状がある方は、下の画像をクリックしてお気軽にお問い合わせくださいね。

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