抱っこをすると頭が汗でびっしょり。
寝ていると枕が濡れるほど汗をかいている。
体はそれほど汗をかいていないように見えるのに、「頭だけびっしょり…」と心配になっていませんか?
ここでは、つくば市の3児のママ鍼灸師が、子供が頭にばかり汗をかいている理由をまとめて解説します!
もくじ
子どもが頭に汗をかきやすい3つの理由
実は、子どもは 頭以外、全身に汗をかいています。でも、「汗が一番気になるのは頭」ということが多いですよね。
これには理由があるんです。
① 頭には汗を出す汗腺が多い
汗を出す汗腺(エクリン腺*)は全身にありますが、頭や額にも多く、背中や胸などよりもずっと 汗腺の密度が高いんです。
そのため、暑い日や体を動かした後などは、頭から汗が出やすくなります。
*汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺という2種類があります。アポクリン腺は性ホルモンの影響を受けて思春期以降に発達するもので、体温調節の役割はあまりありません。汗をかいて体温を下げる作用があるのは、全身にあるエクリン腺のほうです。
② 髪の毛があるため、汗が目立ちやすい
実は、体にも汗はかいています。
しかし、腕や足などは体毛が少なく、かいた汗が蒸発しやすいため、あまり目立ちません。
一方、 頭は髪の毛が汗を含んでしまうため、汗が乾きにくく、「頭だけびっしょり」と感じやすくなります。
特に乳幼児は大人より頭の割合が大きいため、頭の汗がさらに気になりやすい傾向があります。
③ 寝入りばなは、意外と汗をかきやすい
子どもは眠り始めに汗をかくことがよくあります。
これは、 体が余分な熱を逃がして(深部体温を下げる)、深く眠れるよう準備をしているため。
眠くなると手足が温かくなるのも同じ理由です。
特に頭は枕に触れているため、汗がこもりやすく、「頭だけ汗をかいてる?」と感じることがあります。
同じような経験のある保護者の方もいらっしゃるかもしれませんね。
そうすることで、頭皮の温度を下げる、暑苦しさを軽減する、不快感を減らしてリラックスしやすくする、という効果はあると思いますが、
冷やしすぎると、逆に、体は熱を逃がさないように血管を収縮させたり、体温を上げようとしたりするので、深部体温が下がらず、その結果、寝つきにくくなります。
冷やしすぎないように気をつけてくださいね。
頭の汗は病気なの?
頭に汗をかくこと自体は、子どもではよく見られる自然な反応ですが、次のような場合は小児科で相談すると安心です。
- 涼しい場所でも大量の汗が続く
- 汗をかいて元気がない、食欲がない
- 呼吸が速い、疲れやすい
- 体重が増えにくい
- ほかにも気になる症状がある
汗の量だけでなく、お子さん全体の様子を見ることが大切です!
頭は汗をかいても、あせもにならない?
結論から言うと、頭もあせもになります。
ただ、頭は体の一番上にあり、汗が流れ落ちやすい形をしています(なので、首や背中はあせもになることが多いですね)。
また、外気にも触れやすいため、汗がこもりにくい場所でもあります。
そのため、関節やオムツ周りなどのムレやすい場所に比べると、頭はあせもができにくく、できても目立ちにくい印象ですね。
汗をかくことは体を守る大切な働き
特に夏になると、汗は「困ったもの」と思われがちですが、体温を調節するために欠かせない働きをしています。
大切なのは、汗をかかないようにすることではなく、 汗をかいた後に上手に対処することです。
汗をかいたら、 やさしく拭く、着替える、必要に応じてシャワーで流すなど、
肌を快適に保つ工夫をしてあげてくださいね。
まとめ|夏の体調管理に、小児はりという選択肢
夏は、暑さや湿度、紫外線、エアコンによる乾燥など、子どもの体や肌に負担がかかりやすい季節です。
当院では、睡眠、食欲、便通、皮膚の状態など、お子さんの全身の様子を確認しながら小児はりを行っています。
- 夏になると汗で肌トラブルを繰り返す
- 寝汗が多くて、良く眠れてないかも
- 子どもの体調を整えたい
このようなお子さんには、刺さない鍼によるやさしい刺激で、心身がリラックスしやすい状態を目指し、日々の体調管理をサポートすることができます。
お肌のお悩みも、皮膚科などで必要な治療を受けながら、体調管理の一つとして小児はりを取り入れていただけますよ。
気になる方は、下の画像をクリックしてご相談くださいね。

