「疳の虫」とは?~「小児はり」でケアできる子どものイライラや夜泣き

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小さな子を育てていると、「うちの子、最近よく泣く気がする…」「夜泣きがひどくて困っている」という悩みはつきものですよね。
そんなとき、昔から子どもの心身の不調を示す言葉として「 かんの虫」という言葉を耳にすることがあります。

疳の虫(かんのむし)って何?

かんの虫」とは、医学的な病名ではありませんが、 子どもがぐずったり、わけもなくイライラしたり、夜泣きが続いたりする状態を指す、昔ながらの言い方です。
特に 生後半年〜2歳くらいまでの小さな子どもに多く見られ、原因はさまざまです。
疲れやストレス、消化不良、環境の変化など、子どもの心と体がまだまだ未熟なことから起こる不調の総称と考えられています。

心身の発達がぐんぐん進む時期に起こりやすい「神経過敏」や「自律神経の乱れ」と言われ、大なり小なり、 どの子にも起こりうるもの。
症状に合わせて優しくケアしていくことが大切です。

子どもの困った症状を、架空の「虫」として分離して考えることで、「本人は可愛くてとても良い子だけれど、その子に取り付いた虫が悪い」と、その子の存在を否定することなく尊重しようとする、子育ての知恵とも言えます。
「疳の虫」は昔ながらの言葉ですが、この考え方は現代の心理学では「外在化」と言い、とてもよく使われているんですよ。

疳の虫の対処法

では、どんなふうに対処すればいいのか?気になりますよね。
過敏な神経をリラックスさせ、自律神経が落ち着くように、以下のようなことを心がけると良いと言われています。

  • ゆったりした環境づくり(テレビやスマホの刺激を控える)

  • 体を冷やさない服装やお風呂で温まる

  • 安定した睡眠のリズムをつくる

  • 栄養バランスの良い食事を心がける

  • スキンシップを増やす(抱っこやおんぶ)

刺激の強すぎない、規則正しい生活を続けることが大切と言われますが、
それでもなかなかおさまらない…というときは、 小児はりという選択肢があります。

小児はりってどんな治療?

小児はりは、その名の通り「小児用のはり施術」。
大人の はりとは違い、刺さない・痛くない、優しい刺激で行うので、赤ちゃんや小さな子どもでも安心して受けられます。

主に、手や足、お腹などにあるツボや経絡を軽くさする、トントンと叩くなどの方法で、子どもの体内のバランスを整え、自然治癒力を引き出すサポートをします。

小児はりいろいろ

刺さずに撫でたりトントンしたりするだけの「小児はり」の道具。どうぶつ型などかわいいものも♪

疳の虫に小児はりが良い理由

疳の虫は、神経が敏感になっていたり、消化機能が乱れたりしていることが多いんです。
小児はりは、そうした不調に対して、優しく刺激を与え 自律神経のバランスを整えたり、 胃腸の動きを促進したりします。

実際に施術を受けたママからは、

「寝付きが良くなった」

「イライラが減った」

「キーキー言わなくなった」

「便秘気味だったのが改善した」

といった嬉しい声が寄せられています。

どんな時に相談すればいい?

小児はりについてはわかったけど、どんなタイミングで相談すればいいの?

ママパパがお子さんの症状で何か気になったときがタイミングです!

具体的には…↓↓

  • 夜泣きやぐずりが続いて、つらそう(ママパパもつらいですよね!)
  • 夜中によく起きる
  • たそがれ泣きが始まった、夕方になると機嫌が悪い
  • イライラしているようだ(よくキーキー言ったり手足をバタバタさせたりする)

  • 便秘や下痢がちで、お腹の調子が安定しない

  • 病院で診てもらっても大きな問題はないけど、何となく元気がない、機嫌が悪くグズりがち

こんな時は、一度小児はりの専門家に相談してみるのがおすすめです。

最後に

小児はりは、痛みや怖さを与えず、子どもが本来持っている自然な力を引き出す優しい鍼灸ケアです。
もし、疳の虫でお悩みなら、一度試してみませんか。

ご相談だけでも大丈夫です。下の画像をクリックしてご連絡くださいね。

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