赤ちゃんが便秘になると、苦しそうに力んだり泣いたり…。
ママやパパにとってはとても心配ですよね。
赤ちゃんの便秘は成長や食事、体調の変化でよく見られるものです。
今回は、つくば市で小児はりを行う筆者が、つくばのママやパパに向けて、おうちでできるやさしい便秘ケアの方法を3つご紹介します!
もくじ
赤ちゃんの便秘はなぜ起こるの?
赤ちゃんはまだ消化器官が未熟なため、便秘が起こりやすい時期です。
特に、0歳〜1歳までに便秘が気になり始める赤ちゃんが過半数というデータも。
カラダの未熟さに加え、母乳やミルクの変化、離乳食の開始、水分不足、体の冷えや運動不足など、さまざまな要因で腸の働きがスムーズにいかなくなることが考えられます💦
つくば市の当院にも「赤ちゃんが何日もうんちが出なくて心配」というご相談が寄せられます。
参考:0~3歳児の排便・食事・睡眠に関する調査/日本トイレ研究所
つくば市で小児はりを行う筆者がすすめる便秘ケア3つ
1.お腹のマッサージとツボ「 天枢」
赤ちゃんのお腹をやさしく時計回りに「の」の字を描くようにマッサージすると、腸の動きを促しやすくなります。
時計回りの「の」の字=大腸の流れです。
東洋医学的には、ポイントは「 天枢」というツボ。
おへその両わき、指3本分外側にあり、腸(特に大腸)の働きを助けるツボです。
赤ちゃんはまだツボが完成していないとされているので、ピンポイントに押す必要はなく、広〜くなでるようにケアしてあげます。
触れるか触れないかくらいのフェザータッチでやさしくなでるのがポイント!
低月齢のお子さんは、おへそを覆うように手を当ててあげるだけでも良いですよ。
2.お腹を温めるケアとツボ「 関元」「 大腸兪」
冷えは腸の動きを妨げやすいため、お腹を温めるのも大切!
お風呂上がりに乾いたタオルでお腹を包んだり、腹巻を使うのもおすすめ。
鍼灸師としては、温めるときに意識したいのが「 関元」と「 大腸兪」。
関元はお腹がわ、おへその下にあり、体を芯から温めます。
大腸兪は背中がわ、腰のあたりにあり、大腸の働きを整えるツボです。
お腹と、その反対にあたる腰もセットでケアできると◎ですよ。
赤ちゃんには、やさしく温めたりさする程度で十分ですが、ドライヤーの弱温風でふんわり温めてあげるのも良いです。
その場合は、お腹や腰にママの手を当てて温風が直接当たらないようにカバーしてあげてください。
ガンガン温めると逆効果なので、ちょっとあったまったかも?くらいで十分です。
3.腹ばい・足の運動遊びで腸を元気に
遊びを通して体を動かすことも便秘改善につながります。
腹ばい遊びはお腹に自然な刺激を与え、腸の動きを促します。
また、ママやパパが赤ちゃんの足をやさしく動かす「自転車こぎ」の運動もおすすめ。
遊びながら腸を元気にでき、親子のスキンシップにもなります。
自宅でのケアと小児はりを組み合わせるメリット
おうちでのマッサージや温め、運動遊びだけでも便秘改善は期待できますが、なかなか続けにくい・効果が見えにくいと感じることも…。
そんなときに選択肢に加えてほしいのが「小児はり」です。
小児はりは、刺さない・なでるだけのやさしい施術で、赤ちゃんのリラックスを助け、腸の働きを整えるサポートをします。
まとめ|赤ちゃんの便秘にやさしいサポートを
この記事では、赤ちゃんの便秘に取り入れられるツボケアをご紹介しました。
当院では安心して受けられるやさしい小児はりで、赤ちゃんとご家族の毎日をサポートしています。
下の画像をクリックして、お気軽にご相談くださいね。