妊娠中の逆子対策|お灸でサポートする、回転しやすい「やわらかいお腹」づくり

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「病院で逆子って言われた…」「どうしよう」不安になる妊婦さん、多いですよね。

当院にも「逆子には 鍼灸しんきゅうが良いらしい」と知った方からお問合せがあります。
この記事では、つくば市に住む3児のママ鍼灸師が、鍼灸でできる逆子の対策について書いていきます。

逆子の鍼灸ケアを受けるのにオススメの時期は?

妊娠週数によって、胎児の大きさや子宮内のスペースは変わります。

基本的に、週数が早いうちは、お腹の赤ちゃんがまだ小さく、子宮のなかに赤ちゃんが動けるスペースがあるので、頭位(頭が下)に戻りやすいのですが、
週数が進むにつれ、赤ちゃんが成長するため、お腹の中のスペースが少なくなり、動きたくても動けない状態になってしまいます…。
お腹の赤ちゃんが小さいうちの方が逆子が戻る確率も高いので、逆子がわかったらなるべく早めに鍼灸を検討していただくことを強くオススメします!

週数ごとの回転しやすさ

では、どれくらいの週数なら戻りやすいのでしょう?
下の表を参考にしてみてくださいね。

妊娠週数 胎児の標準体重 子宮内のスペース感 サポートの目安
28週 約1,000g まだ比較的広く胎児が動きやすい 鍼灸サポート効果が出やすい時期
32週 約1,700g 子宮内は少し窮屈になる 体を整えることで動きやすさをサポート
36週 約2,600g 子宮内はかなり狭く、胎児が動きにくい 母子が快適に過ごすためのサポート中心

28週頃はまだ赤ちゃんが動きやすく、鍼灸で体を整えるとサポート効果が出やすい時期です。

32週頃になると子宮内のスペースが少し狭くなり、動きやすさを促すサポートが中心になります。

36週以降は自然に回転する可能性は低くなりますが、体を整えることで快適に過ごせる環境を作ることができます。

鍼灸で体を整えるってどういうこと?

鍼灸は、「施術したその場で逆子を戻す!」というより、 妊婦さんの体を整えて、赤ちゃんが自然に動きやすい「やわらかいお腹」を作るサポートを目的としています。

  • 鍼は浅く刺すだけ、または刺さずに刺激する方法があります。お腹にブスッと刺すようなことはありません。

  • お灸も低温タイプを使用するので安心です。

  • 血流やホルモンバランスが整いやすくなります。

これまでの研究では、鍼灸が流産や早産の直接的な原因になったという明確な因果関係を示すデータは見つかっていません。妊娠中に使わない方がいいとされているツボもありますが、それらを使ったとしても、流産や早産トラブルの確率が上がるものではないというデータもあるんです*。
むしろ、つわりや肩こり、腰痛など妊娠中の不調に対して安全に行われていることも多く、WHO(世界保健機構)でも鍼灸の適応症として挙げられています。
*David John Carr, The safety of obstetric acupuncture: forbidden points revisited,Acupunct Med,2015 Oct;33(5):413-9

自宅でできる逆子ケア〜やわらかいお腹づくりのために

当院では、鍼灸施術とあわせて、自宅でも体を整える習慣を取り入れることをオススメしています。
特に、 体の冷えや気づかないような ストレスが逆子の原因のひとつともいわれていますので、体を温かくしてリラックスして過ごすことが大切です☕️

  • 横向きで寝る(右向き・左向きどちらもOK)

  • 骨盤をやさしく動かすストレッチ

  • 脚やお腹を温めて血流を促す

  • リラックスできる環境づくり
  • 自分で逆子のツボにお灸をすえる

これらは、赤ちゃんが動きやすい環境を作るサポートになります。

最後に

鍼灸は妊婦さんの体を整えるサポートとして、安全に行うことができます。
ただし、すべてのケースで回転するわけではありません。
施術は必ず産科医の指導のもとで受け、体調や妊娠週数に合わせておこなっていきます。

たとえ逆子がそのままだったとしても、 赤ちゃんとあなたにとって幸せなお産、おだやかな産後を迎えることは十分にできます。
鍼灸で体を整えておくことで、産後の回復がスムーズになったり、体の戻りが楽に進んだりする方も多いです。
焦らず、自分の体をいたわりながら、お腹の赤ちゃんと一緒にお産の日を迎えていきましょう。

下の画像をクリックしてご相談くださいね。

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