「タブレットをよく見るようになってから頭痛を訴える」
「目が疲れているみたいだけど、大丈夫かな?」
最近は学校でもタブレット学習が行われるようになり、子どもたちが画面を見る時間は以前より長くなっていますね。
ゲームやスマホが直接悪いわけではありませんが、使い方や体への負担によって頭痛につながることがあります。
今回は、ゲームやスマホの使い過ぎによって起こる頭痛について、つくば市のママ鍼灸師がお話しします。
① 目の負担
画面を見ているとき、目は近くにピントを合わせ続けています。
また、ゲームや動画に集中していると、まばたきの回数が減り、目が乾きやすくなります。
こうした状態が続くと、
- 目の奥が重い
- 目がしょぼしょぼする
- おでこが痛い
- 頭が重い
といった症状につながることがあります。
大人でも長時間パソコン作業をした後に目が疲れたり頭が重くなったりすることがありますが、子どもにも同じようなことが起こります。
② 姿勢による首や肩の緊張
ゲームやタブレットを使っているとき、お子さんの姿勢を見てみてください。
首が前に出ていたり、背中が丸くなっていたり、うつむいたまま長時間過ごしていたりすることはありませんか?
こうした姿勢が続くと、首や肩の筋肉が緊張しやすくなります。
すると、
- 後頭部が痛い
- 首の付け根が重い
- 肩がこる
といった不調が現れることがあります。
特に、成長期の子どもは体がまだ発達途中。
体はまだ小さいのに頭の重さは大人とそう変わらないので、長時間同じ姿勢を続ける負担は、
大人が思っている以上に大きいことがあります。
③ 自律神経への負担
ゲームや動画は楽しい反面、とても集中するものです。
最近は「ドーパミン中毒」なんて言葉を耳にすることもありますね。
もちろん正式な病名ではありませんが、そんな俗称が出るほどにスマホやゲームによる強い刺激や生活リズムへの影響が注目されているということだと思います。
集中している間は体が緊張モードになりやすく、知らず知らずのうちに呼吸が浅くなったり、体に力が入ったりしがち。
また、ゲームや動画が楽しくて寝る時間が遅くなったり、寝る直前まで画面を見ていたりすると、 眠りが浅くなったり睡眠不足や生活リズムの乱れにつながることもあります。
すると、
- 朝から頭が重い
- 集中しにくい
- イライラしやすい
- 頭痛を繰り返す
といった状態が起こりやすくなります。
特に、病院では異常なしと言われたけれど頭痛を繰り返すという場合、頭痛だけを見るのではなく、睡眠や生活リズムも含めて生活全体のバランスを考えることはとても大切です。
まずは休憩と生活習慣を見直してみましょう
頭痛など症状があると、「ゲームは禁止!」と言いたくなることもあるかもしれませんが、まずは、
- 30分ごとに休憩する
- ときどき遠くを見て目を休ませる
- 首や肩を動かす
- 長時間同じ姿勢を続けない
- 寝る前の使用時間を減らす
といった工夫から始めてみるとよいでしょう。
こうした工夫には、それぞれ 目の負担や首肩の緊張、睡眠への影響を減らすという科学的根拠があります。
なぜ休憩が必要なのか理由も交えて親子で対等に話し合いながら、お家で一緒にルールを決めていけるとよいですね。
実は大人も、つい夜更かしをしたり、気付けば長時間スマホを見ていたりするもの。
眼精疲労は、大人でも子どもでもお悩みとしてとっても多いです。
お子さんだけに頑張ってもらうのではなく、家族みんなでルール作りして取り組むと続けやすいかもしれませんよ。
小児はりでお手伝いできること
東洋医学では、頭痛を頭だけの問題として考えるのではなく、体全体のバランスとの関係も大切にします。
小児はりでは、刺さない鍼でやさしく皮膚を刺激しながら、目の周りや首肩など体の緊張を和らげるお手伝いをします。体の緊張が和らぐことで、 自律神経のバランスも整いやすくなると考えられており、
実際に、「以前より眠りにつきやすくなった」「朝の調子が良くなった」といったお声をいただくこともあります。
ただし、頭痛にはさまざまな原因がありますので、頻繁に頭痛を繰り返す、痛みが強い、発熱もある、嘔吐や吐き気がある、といった場合は、まず医療機関へ相談してください。
最後に
この記事では、ゲームやスマホの使い過ぎによる頭痛についてお話ししました。
「病院では異常がないと言われたけれど頭痛がある」
「緊張しやすく、頭痛やお腹の不調を繰り返している」
そんなお子さんについて気になることがありましたら、公式LINEからお気軽にお問い合わせください。
ご家庭でできるケアも含めてご相談をお受けしています。

