幼児・小学生のめまい|現代医学と東洋医学で考える原因とツボケア

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「急にふらっとして立てなくなった」「頭がふわ〜っとする」と訴えるお子さん。
大人ほど多くはありませんが、幼稚園〜小学生の間でもめまいはしばしば見られ、最近増えているといわれています。
ここでは、めまいについての現代医学と東洋医学の考え方、そして家でもできるツボケアを、つくば市のママ鍼灸師がお伝えします。

現代医学での「子どものめまい」の考え方

子どものめまいは、「耳からくるもの」「自律神経の乱れ」「血圧や血糖の変動」などが原因として考えられます。
代表的なのは、「 起立性調節障害(OD)」と呼ばれるタイプ。

ODは、 朝起きにくい・立ちくらみ・頭痛・ 倦怠けんたいなどを伴い、思春期前後の子どもに増えているといわれています。

めまいで一番心配なのは、耳や脳の異常ですが、ODでは 自律神経の働きが一時的に乱れている状態です。
疲労、気候の変化、成長期のホルモンバランスの影響などが重なると、めまいや立ちくらみが出やすくなります。
しばらく症状が繰り返すことが多いので、学校に行きづらくなるお子さんも増えています。

メモ
ODをはじめとする、子どものめまいは、立ちくらみやふわふわする感じがほとんどです。
眩暈で吐いてしまったり、ぐるぐる回る感じのめまいが何度かあった場合は、早めに小児科か耳鼻科で診察を受けることをオススメします。

東洋医学での「子どものめまい」の考え方

東洋医学では、めまいは「気(エネルギー)や血(栄養)」の流れが滞ったり不足したりして、頭への巡りが乱れる状態と考えます。
子どもは「 (消化)」や「肝(自律神経に相当)」がまだ未熟なため、疲れやストレス、偏食などで気血が不足しやすい傾向にあります。
つまり、根本には「 きょ(体力不足)」がある場合が多く、体のバランスを整えることが大切です。
「虚」をおぎなうには、下のようなことに気をつけると良いです。

  • 予定を入れずにゆっくり気ままに過ごす時間を作る
  • あたたかく、消化の良いものを食べる
  • エネルギーや水分代謝の妨げになりやすい菓子パンやスナック菓子、冷たいジュースは控えめに

また、最近は、幼い頃からスマホやタブレットなどを見る時間が長くなって、目を使い過ぎてしまっています。
東洋医学的には、めまいと「目」は密接に関係していると考えられています。
目を使いすぎると、本来カラダの上から下に降りて全身をめぐるはずの「気」が上のほうで滞ってしまい、エネルギーが降りていきません。
対策としては、スクリーンタイムを減らしたり、目を休めるのはもちろんですが、
下の方に気が降りやすいように、 体を動かす(特に、足をしっかり動かせる散歩や走ること、なわとびなど)や、ママパパが 足を揉んであげるのもいいと思います。

家庭でできる、やさしいめまいケアのツボ

めまいがあるときは、まずは安静と水分補給を。
立たせずに少し横になって休ませましょう。
落ち着いたら、次のツボでやさしく整えてあげるのもオススメです。

  太衝たいしょう:足の親指と人差し指の骨の間。「肝」の働きを整え、自律神経の乱れに良いとされます。

太衝

  内関ないかん:手首のしわから指3本分上、腕の真ん中。吐き気やめまい、緊張感の緩和に。
内関

🫶 足三里あしさんり:膝の下、外側に指3本分下。体力をおぎない、消化機能を助けます。
足三里

このツボの場所を目安に、お子さんが気持ちいいくらいの圧でツボの周辺をマッサージしてあげると良いですね。

子どもはツボが完成していないと言われており、ピンポイントにツボを刺激する必要はありません。
「このあたり」と広くとらえて、お子さん本人の「気持ちいい」感覚を大切に触れてあげてくださいね。

最後に

この記事では、子どものめまいの見方とオススメのツボケアについて解説しました。

子どものための専門的なツボケアである「小児はり」では、刺さずにやさしくなでる刺激で自律神経のバランスを整え、体の回復力を高めていきます。

つくば市の「鍼灸えりー」では、「小児はり」の施術を積極的に行っています。
小児はりについて詳しくは、下の画像をクリックしてご覧くださいね。

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