「うんちが出ないから、毎日、綿棒浣腸してる…」「お薬、いつまで飲むのかな…?」
赤ちゃんの便秘は見ている親にとってつらいものですよね。
やさしく自然にケアできる方法を探していませんか?
小児はりなら、刺さずに皮膚をなでる安心の施術で、赤ちゃんの腸の動きをサポートできます。
今回は、小児はりとはどういうものかと、実際の患者さまの体験談をご紹介します!
もくじ
赤ちゃんの便秘、なぜ起こる?
赤ちゃんの便秘は珍しいことではありません。
母乳やミルクの量の変化、離乳食での食物繊維不足、水分不足などが原因になるほか、生活リズムや環境の変化で自律神経が乱れることでも腸の動きは低下します。
お腹が張り、機嫌が悪くなる様子を見ると、親としては早く解消してあげたくなりますよね…。
小児はりとは?〜やさしい施術の特徴
小児はりは、刺す「はり」ではなく、先の丸い専用のはりや金属製のヘラで皮膚をなでる施術法です。
なでるだけなので、痛みはなく、赤ちゃんは気持ちよくなってウトウトすることも。
皮膚の表面をやさしく刺激することで、神経や血流に働きかけます。
小児はりは安全なの?
「はり」と聞くと「痛そう」「怖そう」とイメージする方もいますが、小児はりは刺さないので、皮膚を傷つけることはありません。
施術時間も短く、道具はすべて毎回消毒しています。
便秘改善のメカニズム
小児はりには、自律神経のバランスを整える作用があります。
腸の動き(ぜん動運動)は自律神経によってコントロールされているため、小児はりの後に便がスムーズに出るケースも多くあります。
また血行促進によってお腹の冷えが和らぎ、腸が働きやすい環境になります。
体験談:施術直後に大量にうんち!その後は一緒にお風呂へ
ある日、便秘でお伺いした生後2か月の赤ちゃん。
しばらくうんちが出ておらず、お腹パンパンで機嫌が悪い状態でした。
施術では、お腹周りや背中を中心にやさしくなでて、血流と腸の動きを促しました。
すると、施術が終わった直後から「ブブブ…」と音がして、その場で大量の排便が。
「こんなにたまってたの?!」
ママも驚きながらもほっとされた様子でしたが、オムツからもれるほど出ていてビックリ(苦笑。
ご自宅に訪問で伺っていたので、私も一緒に急いでお風呂に直行したのは、いい思い出です。
すべての赤ちゃんで同じ結果が出るわけではありませんが、このように即効性を感じられるケースもよくあるんです。
便秘でお腹が苦しそうな赤ちゃんには、やさしい鍼の刺激が腸を動かすきっかけになることがあります。
施術の流れと通院の目安
実際の施術の流れはこんな感じです。
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ママパパへのヒアリング(便秘の経過、生活リズムなど)
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赤ちゃんの全身観察(肌の色、お腹の張り、ご機嫌、発達チェックなど)
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やさしくなでる小児はり施術(5分ほど)
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終了後、家庭でのケアや食事・生活のアドバイス
便秘が続いている場合は、週1〜2回の受鍼から始め、改善して来れば間隔をあけていきます。
他の病気や体のつくりに問題がない便秘なら、数回の施術で解消することが多い印象です。
まとめ:小児はりは、安心して試せるやさしいケア
赤ちゃんの便秘は、環境や体質によって起こりやすいもの。
小児はりは、便秘に、薬に頼らず自然に腸の働きを整えるやさしい方法です。
安全性が高く、リラックス効果も期待できます。
便秘にお悩みの際は、一度試してみてはいかがでしょう
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