赤ちゃんにもやさしい「小児はり」の道具とは?|つくば市の鍼灸師ママが解説!

小児はり道具記事

夜泣きが続いて大変…

 

便秘でお腹が張って苦しそう…

赤ちゃんのちょっとした不調に、どう対応したらいいのか悩んでいませんか?

そんなママにおすすめなのが、子ども向けの 鍼灸しんきゅう施術「小児はり」
鍼を刺さないやさしい刺激で赤ちゃんのリラックスを促し、ぐずりや便秘、夜泣きなどのケアに役立ちます。

赤ちゃんのちょっとした不調に、自然なケアを取り入れたい!という方には特にオススメ!

この記事では、赤ちゃんのお困りごとをやさしくサポートできる小児はりの魅力と、小児はりで使う道具について、つくば市の鍼灸師ママがご紹介します。

小児はりとは?

「小児はり」とは、赤ちゃんの肌をなでる・さする、やさしい鍼灸施術です。
初めての赤ちゃんもニコッと笑顔になってくれるような心地よいタッチで、小児はり専用の器具を使って全身の「ツボ」や「 経絡けいらく」に触れていきます。
ツボや経絡を使って、自然治癒力とその子の持つ成長する力を底上げしていくことができるので、日本では昔から子どもの健康増進と成長促進のために小児はりが行われていました。

はりを刺さないから安心安全で、副作用の心配もありません。
しかも、数分の短い施術で終われるので、赤ちゃんも、付き添うママパパもストレスなく受けられます。

赤ちゃん向けの小児はりの道具

「小児はり」で使う鍼にはいろいろな形があり、金属製のものが一般的です。
皮膚に直接刺さず、ふれるだけの鍼灸道具で、専門的には「接触鍼」というカテゴリーに分類されます。

形状によって、肌の広い範囲(経絡のエリア)にふれるのに適したモノや、ピンポイントにツボを押すのに特化したモノなどがあります。

メモ
東洋医学でいうエネルギー(氣)の流れる道を「 経絡けいらく」といいます。
「経絡」と「ツボ」はつながっており、「経絡」は電車の線路、「ツボ」は駅と考えるとわかりやすいです。

肌の広い範囲にやさしくふれる「はり」

・三稜鍼(黒い棒部分でなでます)
・ローラー鍼(先端に小さな突起がたくさんついていて、転がして使います)
・集毛鍼(先端に無数の極細針があり、軽くトントンとたたきます) など

ツボをやさしく押す「はり」

・円鍼(丸くなっている先端をツボに押し当てます) など

「鍼灸えりー」でメインに使っている小児はり

ちなみに、当院では、こんな形の小児はりをメインに使っています。

てい鍼
スティックの側面を肌に当て、腕や足、背中など全身をなでなでします。
金属がふれている感覚はほとんどなく、手で上から下にスルスルっとなでられているような感覚です。
また、先端やお尻の部分をピンポイントにツボに当てることもあります。
材質が違う2本を、その子の症状、経絡(全身のエネルギーの通り道)の性質、季節などによって使い分けることで、効果がより上がります。

イチョウ鍼
先端でトントンっとタッピングして使います。
腕、足、背中…と、全身を順番にリズミカルにタップしていきます。
なでるのをくすぐったがるお子さんや、元気の良いお子さんが喜んで受けてくれます。

えりーの小児はり

最後に

この記事では、小児はりの道具について解説しました。
小児はりは、ふれるだけの安心安全なケアで、赤ちゃんの体に負担をかけることなく、お困りごとを和らげていくことができます。

茨城県つくば市の”訪問鍼灸えりー”では、0歳の赤ちゃんから「小児はり」の施術を承っています。
下の公式LINEのイラストをタップして、お気軽にご相談くださいね。

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