秋の体調管理に|つくばで体験する伝統「お月見はり」小児はりケア

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秋の夜空にまんまるのお月さまが輝く頃。
江戸時代の関西には、「お月見はり」と呼ばれる行事があったのをご存じでしょうか?
これは、中秋の名月の時期に子どもに小児はりをして、一年の健康と成長を願う行事のこと。
季節の変わり目で体調をくずしやすい時期に子どもの体を整える、そんな昔ながらの知恵が込められています。

つくば市でも今年、「お月見はりイベント」を開催します!

お月見はりの由来と意味

江戸時代の関西では、子どもの成長を願う行事が各地で行われていました。
そのひとつが「お月見はり」。

この行事では、刺さない・痛くない小児はりで子どもの体を整え、一年を元気に過ごせるよう祈願していました。

小児はりは、なでるように肌をさする施術で、自律神経や血流のバランスを整えます。
眠りが浅い、食欲が落ちる、イライラするなどの季節のゆらぎにもやさしく寄り添えるナチュラルなケアなんです。

ちょこっとトリビア
秋の満月を愛でる行事は、唐の時代の中国で始まったとされています。
その後、アジア圏に広まり、例えば、ベトナムでは子どもの幸福と家庭の団らんを祝う、子ども祭りの日になっているそうですよ。

中秋の名月の時期に、小児はりをする意味

秋から冬へと季節が移り変わるこの時期は、朝晩の寒暖差や乾燥で体調を崩しやすくなります。
東洋医学では、こうした季節の変化を“気のゆらぎ”ととらえ、早めに整えておくことで風邪をひきにくい体づくりにつながると考えます。

お月見はりは、まさに季節の切り替わりに行う予防ケア
やさしい小児はりで「気」の流れを整え、免疫や自律神経のバランスを保つサポートをします。

成長期の子どもたちは、心も体も日々変化しています。
お月見はりは、そんな子どもの「今」を整え、元気に冬を迎えるための大切なきっかけになります。

つくば市でも「お月見はり」イベントを開催します!

当院でも今年の満月の時期に合わせて、「お月見はり」を開催します。
お子さん一人ひとりの体調に合わせて、短時間でやさしく整える特別なケアです。
初めての方も安心してご参加いただけます。

つくば市大角豆で月1回行われているマルシェ「まめいち」さんの一角をお借りして行います。
フードや雑貨などさまざまなお店が出ておられますので、ぜひご家族で遊びに来てください☺️

「お月見はり2025@つくば」イベント概要

  • 期間:2025年10月19日(日)10時〜13時
  • 場所:まめいち
  • 対象:0歳~小学生くらいまでのお子さん

  • 内容:小児はり体験【予約優先】
  • 料金:無料

季節の変わり目に、まんまるのお月さまのパワーを借りて、ご家族で“元気の時間”を過ごしませんか?

まとめ:お月見はりで、秋の変わり目を元気に

お月見はりは、古くから受け継がれてきた「子どもの健やかな成長を願う行事」。
現代のつくばでも、その想いを大切にしながら、やさしい小児はりでサポートしていきたいと思います。

イベントは予約優先になります!
下の画像をクリックしてご連絡くださいね。

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