つくばの鍼灸師ママが教える!疳の虫5つのサイン

「最近よく泣く」「かんしゃくが強くなってきた…」
そんな「 かんの虫」、ひどくなる前になんとかならないかなと思いませんか?

実は、疳の虫には、イライラがひどくなる前に出るサインがあるんです。
ここでは、つくば市の鍼灸師ママが、新米ママでもわかる、早めに気づけるポイントを解説します!

1. 疳の虫の特徴と原因

疳の虫と呼ばれる状態には、次のような症状がよく見られます。

  • 夜泣きが続く

  • かんしゃくを起こす、キーキー声で泣く

  • 抱っこしても泣き止みにくい

これらは病気というより、 子どもの心身の未熟さから起こるサインです。
神経が敏感で刺激を受けやすかったり、消化機能が整っていなかったりすると、ちょっとした環境の変化でもぐずりや不調につながりやすくなります。

だからこそ「どうしてだろう?」と悩むより、 特徴を知って早めに気づいてあげることが、安心につながります。

2 疳の虫が出やすいサイン(見た目の特徴)

そんな疳の虫、実は見た目にもわかるようなサインがお子さんの体から出ているって知っていましたか?
お子さんのお顔を見てみてくださいね。

  1. 眉間の青筋
    泣いていなくても眉間に青い血管が浮き出る。
    ただ、子どもの皮膚はとても薄いので、青筋があること自体は問題ナシ!
    いつもよりその青筋が濃く見えると、気が高ぶりやすいサインです。
  2. 目つきがきつい
    目がつりあがったように、鋭い表情になる。
    興奮や自律神経のアンバランスと関係します。落ち着くと、鋭い感じがなくなります。
  3. 白目が青白く見える
    白目がいつもより青っぽく見える。
    東洋医学では、子どもは「肝」の気が多い=興奮しやすいと考えるのですが、その「肝」は、顔の部位だと「目」、そして色は「青」と関係が深いとされています。
    目や目の周りに変化があったり、色の変化が出るのは、肝の気が多すぎる、つまりとても興奮しやすい状態(自律神経のバランスが崩れ交感神経が働きすぎている)を表しているんです。

  4. 髪の毛がさかだつ
    さかだつ、と言ってもスーパーサイヤ人みたいなさかだち方(笑)ではなく、 いつもよりモサッとした感じです。
    これは、体のエネルギーが上にのぼりやすく、落ち着きにくい状態です。

  5. 背中のうぶ毛が濃く見える
    特に、 首の後ろや肩甲骨の間に生えているうぶ毛がチェックしやすいです。
    寒い時や怖い話を聞いた時などもそうなのですが、毛をさかだてるのは、交感神経の仕事。
    髪の毛やうぶ毛がモサモサッと濃く見えたりするときは、交感神経が高ぶっているあらわれです。

髪が さかだつ

これらのサインが出ているときは、疳の虫が強くあらわれやすい傾向にあるんです!

3. 早めにケアすることが大切〜「小児はり」で安心ケア

疳の虫は成長とともに落ち着いてきますが、放っておくと親子ともに疲れてしまいますよね。
子どもも大人も安心して過ごすためには、サインが出た段階で早めのケアをしてあげることが大切です。

そんなときに役に立つのが 「小児はり」
小児はりは刺さずに皮膚をなでるやさしい鍼で、痛みもなく、赤ちゃんから受けられる安心のケアです。
自律神経を整えたり、胃腸の働きを助けたりすることで、疳の虫による夜泣きやかんしゃくの和らぎが期待できます。
「泣かない・怖くない・やさしいケア」として選ばれるママが増えています。

まとめ

この記事では、疳の虫の出やすいサインについて解説しました。
見た目のサインに早めに気づいてケアすることで、体のバランスが整い、心も落ち着きやすくなります。

「うちの子、もしかして…?」と感じたら、生活リズムの見直しや小児はりのような安心ケアを取り入れてみてください。
気になる方は、下の画像をクリックして相談してみてくださいね。

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