朝、鏡をのぞいたとき、「え?こんなところに線が…?」
目頭から頬にかけて、すっとナナメに入る「ゴルゴ線」に気づいて、ドキッとした経験はありませんか?
「疲れて見える」「老けた印象」の大きな原因のひとつが、このゴルゴ線。
インディアンラインとも言われます。
ここでは、ゴルゴ線ができる原因と美容鍼でできる根本的なケアについて、つくば市の女性鍼灸師が解説します。
もくじ
ゴルゴ線ってなに?なぜできるの?
ゴルゴ線とは、 目頭の下から頬にかけて斜めに入るラインのこと。
実は、ほうれい線よりも早い段階で現れるサインでもあります。
漫画『ゴルゴ13』の主人公の顔の線に似ていることから、そう呼ばれています。
ネイティブアメリカンの顔のイメージ写真にもこのラインがよく出ているので、インディアンラインとも言われます。
この線ができる主な原因は、 加齢による皮下組織のゆるみと、 表情筋のバランスの崩れです。
目の下には「眼輪筋」、頬には「大頬骨筋」「小頬骨筋」など、笑顔をつくるための筋肉はたくさんあります。
これらが疲労や加齢でこわばったり弱まったりすると、重力に負けて下に下がっていきます。
筋肉の上には脂肪があるので一緒に脂肪まで下がってしまい、下がった筋肉や脂肪は、すべてほおの靭帯の上に乗ります。
すると、靭帯も、上に乗った筋肉や脂肪の重みで下に引っ張られるので、その場所にたるみやくぼみができてしまい、線に見えてしまうのです。
線の下に影ができることで、いっそう疲れて見える・怒って見える・やつれて見えるといった印象に。
また、はっきりした影なのでメイクでも隠れにくく、ファンデーションが溜まりやすくなるのも悩みのひとつです。
さらに、スマホやパソコンの長時間使用による目の疲れ・表情の乏しさ・血流の低下も拍車をかけます。
肌内部のコラーゲンやエラスチンの減少、乾燥による弾力低下も加わり、線がくっきりと目立ちやすくなるのです。
つまりゴルゴ線は、「表情筋の衰え」「血流不足」「ハリの低下」という複合的な老化サインなのです。
ゴルゴ線を放っておくと「老け見え」が加速⁈
ゴルゴ線は、最初はうっすらとした影のようなものですが、放置するとどんどんクッキリ深くなってしまいます。
ただし、上に述べたようにお肌の状態だけではなく、お肌の下の筋肉が大きく関係しています。
なので、 美容液を外からプラスするだけでなく、お肌の内側から働きかけるケアが必要なんです。
早めにケアすることで、見た目年齢をぐっと若く保つことができますよ。
美容鍼(びようはり)でできる!ゴルゴ線ケア
美容液などの化粧品でケアできるのは、皮膚の表面の角質層まで。
その下は、他の方法でケアする必要があります。
美容鍼は、医療用の極細の 鍼をお顔にうつことで、筋肉層にまで直接刺激を与えることのできる数少ない方法です。
表情筋のこわばりをダイレクトにゆるめ、血流とリンパの流れを促すことで、たるみの根本ケアを行えます。
停滞していた老廃物が流れやすくなり、肌にハリと明るさが戻ります。
さらに、鍼刺激によってコラーゲン産生が促されるため、プリッとした弾力のある肌になり、線そのものを目立ちにくくする効果も期待できます。
こわばった筋肉をゆるめてお顔がリラックスしたら、重力に負けて下がった筋肉をトレーニング!
トレーニングといっても、力強く顔の体操をしたり一部だけをピンポイントに動かしまくるわけではありません。
ただ、筋肉が重力に負けて靭帯に負担がかからないように 筋肉を引き締める程度のトレーニングでいいんです。
つくば市の鍼灸えりーでは、美容鍼の際に必ず表情筋のトレーニングをセットで行い、ご希望の方には、ご自分でしっかりケアできるよう丁寧にお伝えしていますよ。
「まだ浅いうち」にケアを始めることが、将来の深いシワを防ぐポイントです。
まとめ | 未来の自分のために“今”!美容鍼!
ゴルゴ線は、「疲れ顔」への入口でもあり、「若見え顔」への分かれ道でもあります。
気づいたときが、ケアのチャンス!
美容鍼と表情筋ケアで血流と筋肉のバランスを整え、自然なリフトアップとハリのある肌を取り戻しましょう。
えりーの美容鍼が気になる方は下の画像をクリックしてチェックしてみてくださいね。