つわりが長い…いつまで?つくばの鍼灸で早めに対策

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妊娠初期、多くの妊婦さんを悩ませる「つわり」。吐き気とだるさで毎日つらい…そんな方は少なくありません。
つわりの原因は複数ありますが、大きく分けて「ホルモンの変化」と「体のエネルギー不足による悪循環」があります。
今回は、つわりの原因と長引く理由を、つくば市の女性鍼灸師が解説します!

つわりの主な原因は、ホルモンバランスの変化

つわりの主な原因は、妊娠初期に急激に増える「 hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」というホルモンといわれています。
市販の妊娠検査薬で陽性/陰性の判断に使われているのは、尿中に出てくるこのホルモンです。

これは胎盤のもとになる 絨毛じゅうもうから分泌され、お腹の赤ちゃんの成長には絶対に必要なのですが、妊婦さんの自律神経や消化管の働きにも影響してしまい、吐き気や嘔吐などのつわり症状を引き起こしてしまいます。

一般的に、hCGのピークは妊娠12週頃で、その後減少します。
つわりが安定期(妊娠中期)に落ち着いてくることが多いのはそのためです。

食べられないことで起きる、つわりの悪循環

でも、「なかなかつわりがおさまらない…」「むしろツラくなってる…」という方も多いですよね(泣。
そういう時は、つわりの悪循環が起きているかもしれません。

吐き気が強くて食事が取れないと、体はエネルギー源として脂肪を分解し「ケトン体」を生成し始めます。
ケトン体はごはんなどの糖質(通常のエネルギー源)の代わりになりますが、増えすぎると逆に吐き気やだるさを悪化させる原因に。
このため、「 食べられない → ケトン体増加 → 吐き気悪化 → さらに食べられない」という悪循環に陥り、つわりが長引いてしまうのです。
重度の場合は、医療機関での治療が必要になることもあります。

早めの鍼灸でホルモンバランスと悪循環の両方をサポート

病院に吐き気どめをもらいに行くのも大変だったり、薬を飲み続けることに不安が出ることもありますよね。
そこで注目したいのが「 鍼灸しんきゅう」です。
鍼灸は 自律神経のバランスを整える効果があり、hCGのホルモン変動による不調を和らげるサポートが期待できます。
さらに、胃腸の働きを助け、吐き気の軽減にも役立ちます。
結果として、食事が取りやすくなり、つわりの悪循環を断ち切りやすくなるのです。

実際に私自身も妊娠初期のつわりで鍼灸を受けたことで、吐き気が楽になり、食事が取れるようになりました。

私自身の妊娠経験からも、まだ動けるうちにケアを受けることがとても重要だと、実感しています。

つわり対策に、オススメのツボ3選

つわりの鍼灸でよく使われるツボを3つご紹介します。
セルフケアでも軽く押してみると効果的です。ご参考にしてみてください!

内関(ないかん)
手首の内側、手首のしわから指3本分肘側にあるツボ。吐き気や胸の不快感を和らげます。

内関

足三里(あしさんり)
膝の下、すねの外側にあるツボ。胃腸の働きを助け、全身の疲労回復にも効果的。

足三里

三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの上、骨のすぐ後ろにあるツボ。自律神経の調整と女性特有の体調不良の改善に役立ちます。

三陰交

まとめ:早めの鍼灸でつわりをラクに乗り切ろう

つわりの原因である妊娠ホルモンの急増と、長引くつわりの悪循環、どちらも早めの鍼灸でサポートできます。
吐き気を我慢せず、つらさが出始めたら早めに鍼灸を取り入れることで、体調が安定しやすく、日常生活がグッと楽になります。

つくば市の鍼灸えりーなら、外出がつらい妊婦さんのご自宅に女性鍼灸師が訪問して施術できます。
ご自宅なので、お着替えやメイクも不要、施術後もそのままゆっくり寝て過ごせるので好評です。

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