花粉症デビュー?子どものくしゃみ、鼻水をスッキリ解決!

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春や秋になると くしゃみ・鼻水・目のかゆみ に悩む子どもが増えています。花粉症は大人だけでなく、小さな子どもにも増えていますが、小さなお子さんはマスクやメガネでの対策が難しいため、生活の工夫や体質改善が重要になります。
そこで今回は、日常生活でできる花粉対策と、体質改善が期待できる「小児はり」について、つくば市のママ鍼灸師がご紹介します!

生活の中で、花粉を減らす工夫を!

花粉症の症状を軽くするためには、花粉と接する量を減らすことが大切です。

①外から持ち込まない工夫

帰宅時には服や頭を払ってから家に入ります。
花粉症でない家族も含め、玄関で衣類の花粉を落としてから家に入りましょう。

②顔を洗う、または、濡れたタオルで顔を拭く

帰宅したら、手を洗うついでに、顔も洗うか、濡れタオルで拭いて顔についた花粉をとってあげます。
できる年齢なら 鼻うがいもオススメ。子ども用のキットもあります。
このキット、えりーも自宅で使いますが、本当に痛くない!
…けど、独特な使用感で最初はびっくりしました(苦笑。
初めてお子さんに使う場合には、保護者さんが先に使って体験してみてから、試してあげてくださいね。

③家の中の花粉対策

掃除には、掃除機やワイパーよりも、床や棚を水拭きする方が効果的です。
他には、窓を開けないようにして空気清浄機を使ったり、洗濯物を乾燥機や部屋干しするご家庭も増えていますね。

以上のように、花粉をなるべく家の中に入れない工夫をすることで、花粉症のお子さんのツラさを軽減できます。

「うちの子が花粉症かどうか良くわからない…💦」という方は、こちらの記事もご覧ください⏬(画像をクリック!)

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舌下免疫療法は効果がある?

最近、舌下免疫療法を行うお子さんが増えています。
これは毎日数年間続けることでアレルギー反応を抑える治療法です。

メリットとしては、5~10年と長期的に効果が期待でき、多くの人に対して有効です。
副作用が比較的軽いことが多いのも良いですよね。

ただし、注意点もあり、以下のことも含めてこの治療法を行うかどうかを保護者の方が判断する必要があります。

・何年も毎日飲み続ける必要がある(3〜5年間)
・定期的に医師の診察が必要(月1回ほどの対面診察が多い)
・スギとダニのアレルギーにのみしか効かない
・効果が一生涯続くわけではない

どんなに良いお薬を飲んでいても、ジャンクフードやお菓子たっぷりの食生活、夜ふかし、運動不足などを続けていては、本末転倒です。
舌下免疫療法を行う、行わないに関わらず、下に述べるような、日頃の生活習慣の改善が花粉症対策の基本となります。

花粉症を予防する生活習慣

花粉が飛び始める前から良い生活習慣を続けることで、症状を軽くすることができます。

①胃腸を整える食事

野菜や発酵食品を多めに摂る、和食中心の食事がオススメです。
スナック菓子や清涼飲料水(大人はアルコールも)を控えるだけで、症状が楽になる人も!
胃腸の調子を整えることで 花粉症以外のアレルギーにも良い影響がありますよ。

②適度な運動&十分な睡眠

東洋医学的にも、適度に体を動かすと気の巡りがよくなりますし、春は体を動かすのが特に良い季節!
日中に運動をすると睡眠の質も向上し、自律神経が整いやすくなるので、アレルギー症状のある方にオススメです。

③体質改善としての「小児はり」

花粉症の予防として、「小児はり」を定期的に受けておくと、毎年の症状を軽くする効果が期待できます。

「小児はり」とは?

全身の経絡に優しく触れることで、滞った気(エネルギー)の流れをスムーズにする、子どものための東洋医学的治療法です。
気の流れを整える、というのは、現代医学的に簡単にいうと、自律神経を整えることに当たります。

小児はりには、 副作用がなくお薬などとの併用もOKで、安心して受けられます。

花粉症の症状が出てからではなく、シーズン前から定期的に受けるのがオススメですが、
予防だけでなく、今現在出ている花粉症症状を軽くするのにも、小児はりは効果を期待できます。

 まとめ:花粉症対策は、日頃のケア+小児はりで!

花粉症は、生活の工夫や体質改善で症状を軽くすることが可能です。

日常生活で花粉を減らす工夫をする
✅ 食事・運動・睡眠で免疫力を高める
✅ 小児はりで体質を整え、症状を軽くする

特に、小児はりは副作用がなく、花粉症対策としてもオススメのケアです。
毎年つらい症状に悩まされる前に、今からできることを始めてみましょう!

小児はりについて詳しく知りたい方は、下の画像をクリックしてみてくださいね。

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