「東洋医学では目は肝と関係しています」
そんな話を聞いたことがある方もいるかもしれませんね。
でも、「肝って肝臓のこと?」「目と肝臓に関係があるの?」と思いますよね。
実は東洋医学でいう「肝」は、病院でいう肝臓とは少し違う考え方です。
目の働きや筋肉の状態、気持ちの安定などとも関係すると考えられています。
今回は、つくば市の鍼灸師が、目の疲れやイライラとも関係する東洋医学の「肝」について解説します。
肝と目の関係
東洋医学では、「肝は目に開竅する」という言葉があります。
難しく聞こえますが、「 肝の状態は目に現れやすい」という意味です。
例えば、
- 目が疲れやすい
- 目がしょぼしょぼする
- 目つきがいつもよりキツい感じがする
- 目つきに力がない感じがする
といった状態は、東洋医学では肝との関係を考えることがあります。
肝と筋肉の関係
肝は筋肉とも関係が深いと考えられています。
そのため、
- 首や肩がこりやすい
- 体が緊張しやすい
- 力が入りやすい
といった様子が見られることもあります。
筋肉は走ったり運動したりしても筋肉は疲れますが、同じ姿勢を長時間続けることでも疲れるんです。
大人も子どもも、夢中になると、仕事やゲーム、勉強のときなど同じ姿勢を続けてしまいがち。
目や首肩の疲れが積み重なることで、頭痛につながることもあります。
肝と目の休めかたについては、こちら↓の記事も参考にしてくださいね。
イライラやストレスとも関係する
東洋医学では、 肝は「気持ちののびやかさ」とも関係すると考えられています。
もちろん、イライラにはさまざまな要因があり、「肝が悪いからイライラする」と一概に決められるものではありません。
ですが、
- イライラしやすい
- 怒りっぽい
- 緊張しやすい
- 気持ちの切り替えがしづらい
といった様子が見られるときに、肝の働きを意識することがあります。
東洋医学ではどんなときに「肝」が疲れると考えるの?
東洋医学では、このように、肝は目や筋肉、気持ちののびやかさと関係すると考えられています。
そのため、
- 目を使い過ぎる
- 緊張が続く
- ストレスがたまる
- 睡眠不足が続く
- 疲れがたまる
といった状態が続くと、肝の働きに負担がかかると考えます。
具体的には、
- パソコンやスマートフォンを見る時間が長い
- 仕事や勉強、受験などで緊張が続いている
- 環境の変化や人間関係のストレスがある
- 忙しくて十分な休息が取れていない
といった場面です。
東洋医学では、このような状態が続くと、
- 目の疲れ
- 頭痛
- 首や肩の緊張
- イライラ
- 寝つきの悪さ
などとして現れることがあると考えます。
もちろん、これらの症状がすべて「肝」の影響というわけではありません。
しかし東洋医学では、こうしたサインを体からのメッセージとして捉え、心と体の両面から状態を見ていきます。
「肝」を元気にするためにできること
特別なことをする必要はありません。
- 十分な睡眠をとる
- 外で体を動かす
- 目を休ませる時間を作る
- 好きなことをして気分転換する
といった基本的な生活習慣が何よりも大切です。
東東洋医学でも、 よく眠り、よく動き、心身をのびのびと保つことが健康の土台だと考えています。
特に子どもは、元気に遊び、しっかり眠ることが 何より大切です。

最後に
この記事では、東洋医学でいう「肝」の働きについて簡単にお話ししました。
目の疲れや首肩の緊張、イライラなどが気になるときは、「『肝』が疲れていないかな?」という視点から体全体を見てみるのも一つの考え方だと思います。
当院では、頭痛や目の疲れ、緊張しやすさなどについて、鍼灸施術やホームケアを通してサポートを行っています。
気になることがありましたら、下の画像をクリックして、公式LINEからお気軽にご相談くださいね。


