つくば市では、18歳以下の医療費が助成されており、多くのご家庭がごくわずかな負担で病院を受診できます。
そんな環境が整っている今、「小児はりなんて、必要なの?」と感じる方も多いかもしれません。
でも実は、病院にかかりやすい今だからこそ、小児はりの必要性を感じる方がじわじわと増えているんです。
この記事では、つくば市在住の鍼灸師ママが、小児はりが果たす「予防と体質改善」の役割、そして将来の健康づくりにもつながる視点から、その理由をわかりやすく解説します。
病院は「治す場所」、小児はりは「整える場所」
病院やクリニックなどの医療機関は、熱や咳など、すでに出ている不調や症状を抑えるために受診する場所です。
そして多くの場合、処方されるのは対症療法としてのお薬。
一方、小児はりの目的は「 症状が出る前の体を整え、不調を起こしにくくすること」です。
たとえば…
- 毎月のように風邪をひく
- 季節の変わり目に体調を崩す
- アレルギーや湿疹がなかなか良くならない
- 便秘やおねしょ、夜泣きなどが続いている
- イライラ、不機嫌、チックなど心身の不安定さが出る
これらの“くり返す不調”は、 体のバランスの崩れや自律神経の乱れが関係していることもあります。
小児はりは、やさしい刺激で自律神経や免疫を整え、「そもそも調子を崩さない体」を育てていくケアです。
「自分で整える力」を子どものうちから育てる
病院で薬を出してもらえば、症状は一時的に落ち着くかもしれません。
でも、それが何度も続くと、「不調=薬や病院に頼る」ことが習慣になってしまいます。
けれど、小さな不調や違和感程度では、「様子を見ましょう」「これ以上悪くなったらまた来てください」と言われたことのある方も多いのではないでしょうか?
その結果、あちこちの病院を渡り歩いたり、中には、良くなることを諦めてしまう方も…。
小児はりは、体の内側からバランスを整えることで、「自分で体調を立て直せる力」を育てることができます。
「 自分の体を、大切にする」
それは、将来にわたって健康であり続けるための大きな財産です。
- ちょっと疲れたときに無理せず休む
- 季節の変化に柔軟に対応できる
- 自分の不調の傾向がわかる
- 自分の“調子”に気づき、適切に自分でケアできる
そういう感覚を、子どものうちから育てていくことが、大人になってからの「病院に頼りすぎない生き方」にもつながります。
医療費が安くても、通院の負担はゼロじゃない
医療費が助成されていても、病院に行くたびにママパパの時間や労力はかかります。
さらに、待合室での感染リスクや、通院のたびのスケジュール調整、子どものイヤイヤ…。
ストレスを感じている方も少なくありません。
小児はりで体調が安定すれば、通院頻度そのものを減らすことができて、親子の暮らしもよりスムーズに。
小児はりを定期的に受けている方からは、そんなお声をいただくこともよくあります。
【最後に】予防ケアという“もう一つの選択肢”を
この記事では、医療助成最盛の現在における、小児はりの役割と、将来の健康づくりについて解説しました。
子どもの医療を安価に受けられる今だからこそ、「病気になったら病院へ」だけでなく、「 病気になりにくい体を作る」という視点をもつことが大切だと思います。
小児はりは、お子さんの体質改善や健康づくりをやさしくサポートする予防ケア。
「薬にばかり頼りすぎたくない」、「将来の健康を小さいうちから育てたい」
そんなご家庭にこそ、小児はりはぴったりの方法です。
小児はりについて詳しく知りたい方は下の画像をクリックしてくださいね。