梅雨になると子どもの喘息が悪化する…喘息でお悩みはありませんか。
つくば市の鍼灸師ママが、子どもの喘息が梅雨にひどくなる原因と対策としての小児はりについてお伝えします!
もくじ
梅雨に喘息が悪化しやすい4つの理由
梅雨の時期になると、なぜ子どもの喘息が悪化しやすくなるのでしょうか?
その理由には、環境や体の変化が関係しています。
ここでは主な4つの原因を紹介します。
1. 湿気と気温差が気道を刺激
梅雨は湿度が高く、ムシムシしたかと思えば、肌寒い日もあります。
この気温と湿度の急激な変化が、子どもの敏感な気道に刺激となり、喘息の発作につながることがあります。
気道が冷えたり乾燥したりすると、咳が出やすくなるため、体温調節にも注意が必要です。
2. カビ・ダニが増えやすい
高温多湿な梅雨は、カビやダニが繁殖しやすい時期です。
これらは喘息の大きな原因となるアレルゲン(アレルギーのもと)で、室内環境によって発作が引き起こされることもあります。
とくに、布団やカーペット、ぬいぐるみなどには注意が必要です。
こまめに布製品を干したり洗ったりし、エアコンや掃除機のフィルタなどのお掃除も忘れないようにします。
3. 気圧の変動
梅雨前線や台風の影響で気圧が不安定になると、自律神経が乱れたり、呼吸がしづらくなったりして、喘息の症状が出やすくなります。
例えば、低気圧が続くときは、体がだるくなったり咳が出やすくなったりする傾向があります。
4. 室内にこもりがちになる
雨の日が続くと外で思いきり遊べないので、子どもの運動不足やストレスの原因になります。
さらに、空気がこもった室内に長時間いることで、体の代謝や免疫が落ちやすくなり、結果として喘息の症状が悪化しやすくなるのです。
換気や湿度管理も重要です。
また、喘息にタバコの煙は絶対NGですが、他に、蚊取り線香やバーベキューの煙なども増悪因子になるので、気をつけてあげてください。
梅雨の喘息対策に小児はりという選択
お子さんの喘息に悩まれているご家庭では、病院のお薬を使いながら、環境を整える工夫もすでにされているかもしれません。
そんなご家庭にこそ知っていただきたいのが、薬と併用できて体にやさしい「小児はり」です。
無理なく体のバランスを整え、発作を起こしにくい体づくりをサポートします。
小児はりは、刺さない 鍼を使って、皮膚をなでたり軽くこすったりするやさしい施術。
喘息のような慢性的な症状にも、体の内側からサポートできます。
小児はりで期待できること
-
自律神経のバランスを整える → 発作の引き金になりにくい体へ
-
免疫の調整 → アレルギー反応を落ち着かせる
-
体全体の循環を良くする → 湿気によるだるさや不快感もケア
-
継続的な体質改善 → 発作を「起きにくくする体づくり」
施術は小児はり専用のアイテム(かっさプレートのようなものや美顔器のような形のもの)でナデナデしていきます。
痛みもなく気持ち良いので、最初は警戒している子も数回のうちに楽しく受けてくれますよ。
お子さんとふれあいながら、体調管理ができるホームケア法です。
まとめ
梅雨は喘息の子どもにとってつらい時期ですが、環境の工夫と、体のケアをうまく組み合わせることで、乗り越えやすくなります。
小児はりは、薬に頼るだけでは難しい、体質からのケアとして、とても心強い方法です。
「今年の梅雨は少しでも楽に過ごしたい」
そう思ったら、ぜひ一度、小児はりを体験してみてくださいね。
小児はりについて詳しくはこちらをご覧ください!⏬