夏が近づき、日差しが強くなる季節。紫外線対策として日焼け止めや帽子、サングラスを使う方も多いと思います。
「うっかり日焼けしてしまった」「シミやくすみが増えてきた…」
そんな肌のお悩みに、美容鍼が役立つことをご存じですか?
今回は、紫外線による肌ダメージと、美容鍼がなぜそれに効果的なのかをつくば市の女性鍼灸師がお話しします。
もくじ
紫外線が肌に与えるダメージとは?
紫外線にはUVA(生活紫外線)とUVB(レジャー紫外線)の2種類があり、それぞれ異なるダメージを肌に与えます。
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UVA:肌の奥(真皮)に届き、コラーゲンやエラスチンを破壊 → しわやたるみの原因に
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UVB:表皮にダメージを与え、赤みやシミ・そばかすの原因に
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つまり、紫外線を浴びることで肌のハリ・潤いが失われたり、メラニンの生成が促されて色ムラやくすみが起きやすくなるのです。
美容鍼が紫外線ダメージに効く理由
美容鍼は、顔に極細の鍼を刺すことで肌の深部にアプローチし、自己修復力を高める自然療法です。
紫外線で疲れた肌に、次のような働きが期待できます。
1. コラーゲン生成の促進
美容鍼は、お肌の奥の真皮層まで、美容鍼専用の細い鍼を到達させます。
UVAが届いてしまう真皮層に鍼による微細な刺激を加えることで、肌自身に「修復しよう」という力が働き、コラーゲンやエラスチンの生成が活性化。
肌のハリや弾力を取り戻す助けになります。
2. ターンオーバー(肌の生まれ変わり)の正常化
UVBが表皮のバリア機能を壊し、乾燥や炎症によってターンオーバーが過剰に早くなったり、逆に遅くなったりします。
また、肌細胞に届いたUVAが細胞の新陳代謝を低下させてしまうので、新しい細胞の産生や入れ替えが遅くなり、ターンオーバーの遅延につながってしまいます。
美容鍼には、このように紫外線で乱れたターンオーバーを整え、メラニンの排出を促す働きが期待できます。
これにより、シミやくすみの予防・改善に!
3. 血行促進・むくみの軽減
美容鍼で肌自身に「修復しよう」という力が働くことで、
鍼をうった局所の血流が増加し、修復に必要な酸素・栄養素が供給されたり、老廃物の排出が促進されます。
この一連の「自然治癒反応」の中で、毛細血管の拡張と血流量の増加が起こり、血行が良くなります。
むくみが取れて、お顔の印象スッキリ、肌の透明感もアップします。
日焼け直後の注意点
美容鍼は肌に優しい施術ですが、赤く炎症を起こしている 日焼け直後は避けましょう。
肌が落ち着いてから施術を受けることで、より安全に効果を実感できます。
まとめ:紫外線対策は「守る」と「回復する」の両方を
日焼け止めや帽子で紫外線を「防ぐ」ことは大切ですが、それだけでは十分とは言えません💦
大人の肌には、受けてしまったダメージを「回復させる」ケアが必要です。
美容鍼は、肌本来の回復力を引き出す自然なケア方法として、紫外線による肌老化を予防したい方におすすめです。
肌の内側から元気にして、シミ・しわ・くすみのない明るい素肌を目指しましょう。
つくば市の「鍼灸えりー」では、女性鍼灸師による美容鍼のスペシャルメニューもご用意しています。
気になる方は、下の画像をクリックして、ぜひお気軽にご相談くださいね。